訪問マッサージ
握ったままの手を、そっと見つめて。関節拘縮のある方の暮らしと訪問マッサージ
指が開きにくく、手の清潔ケアや着替えで困るときに。ご本人の痛みや生活への思いを大切にしながら、医療・介護の担当者へ相談する視点を紹介します。
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- 株式会社アポロ
お体の変化や施術について気になることは、主治医や医療・介護の担当者へご相談ください。
高齢のご家族や、脳血管疾患の後遺症がある方の手を見て、「以前より指が開きにくくなっている」と感じたことはありませんか。
手を握ったような状態が続き、指を伸ばそうとしても、なかなか開かない。
関節や周囲の組織が硬くなり、動かせる範囲が狭くなっている場合があります。
こうした状態は「関節拘縮」と呼ばれます。
言葉だけ聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
でも、困るのは関節の動きだけではないのです。
手が開かないと、何が大変になるのでしょうか
例えば、手のひらを洗うこと。
普段なら簡単にできることですが、指が強く曲がっていると、手のひらや指の間に触れることさえ難しくなる場合があります。
汗や汚れが残りやすくなり、皮膚の赤みやにおいが気になることもあります。
また、爪が手のひらに当たり、皮膚を傷つけてしまう場合もあります。
手の清潔ケアについて気になることがあれば、訪問看護師などにお伝えください。
ご家族としては「きれいにしてあげたい」と思うでしょう。
ところが、指を開こうとすると痛がってしまう。無理に動かしてよいものか、わからない。
そのようなときに、戸惑うのは当然だと思います。
無理に開くことが、優しさとは限りません
固く握られた手を見ると、何とか伸ばしてあげたくなるかもしれません。
でも、強い力で指を開こうとすることは避けてください。
拘縮の程度や痛み、皮膚の状態によっては、無理な動きが負担になることがあります。
清潔を保つためのケアも、ご本人に合った方法を考えることが大切です。
訪問看護師などに手の状態を確認してもらい、どのように洗うか、どんな姿勢で行うか、何に注意するかを相談しましょう。
手の中に布や補助具を入れる方法が検討されることもありますが、すべての方に適しているわけではありません。
自己判断で使い続けるのではなく、医療・介護の担当者による確認が必要です。
手は、その人の人生を支えてきたもの
私は、手というものに特別な思いがあります。
長い人生の中で、その手はどれほど多くのことをしてきたのでしょう。
仕事で道具を握った手。
料理を作り、家族のために働いた手。
子どもを抱き、誰かを励まし、何かを大切に守ってきた手。
その手が、病気や障害によって思うように動かなくなる。
それは、単に指が伸びないという問題だけではありません。
自分でできていたことが難しくなる悔しさや、人に頼らなければならないもどかしさもあると思います。
だからこそ、身体の一部分としてだけでなく、その方の人生を支えてきた大切な手として向き合いたいのです。
訪問マッサージで大切にしたいこと
医療保険の訪問マッサージでは、筋麻痺や関節拘縮などがあり、医師の同意を得た場合に施術を行います。
ただ、拘縮のある手を見れば、必ず元どおりに開くようになるというものではありません。
病状や拘縮の程度によって、できることも違います。
大切なのは、その方の身体の状態を確認し、痛みや負担に配慮しながら、必要な施術を丁寧に行うことです。
そして、ご家族や訪問看護師、リハビリ担当者と情報を共有し、日々の暮らしで困っていることを一緒に考えることです。
例えば、手のひらを清潔に保つことが難しいのなら、看護師と連携する。着替えの際に腕を動かしづらいなら、介助の方法も含めて相談する。
一つの施術だけで解決しようとするのではなく、その方の生活全体を見ていきたいと思います。
小さな困りごとを、見過ごさないために
練馬区の早宮や春日町、板橋区の上板橋や常盤台などで在宅介護をされているご家族にも、手足の拘縮についての悩みがあるかもしれません。
「指が開かなくなってきた」
「手を洗ってあげるのが難しい」
「着替えのときに痛がる」
そんな日常の困りごとも、医療・介護の担当者に相談してよいことです。
株式会社アポロの訪問マッサージでは、関節拘縮や筋麻痺など、身体に不自由のある方への訪問マッサージに取り組んでいます。
長い人生を支えてきた手だからこそ、これからも大切にしたい。
その思いを持って、一人ひとりの身体に丁寧に向き合っていきます。
訪問マッサージのご相談
医療保険を使う訪問マッサージには、医師の同意が必要です。ご本人の状態や訪問先を伺ってご案内します。
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