訪問マッサージ

食事の途中で、だんだん首が後ろに反ってしまう。飲み込みと身体の意外な関係

食事の途中で首が後ろに反ったり身体が傾いたりするのは、疲れや満腹だけでなく、頭や身体を支える力や、首・背中の筋肉のこわばりが関係していることがあります。むせが目立たなくても飲み込みの様子が変わってきたら、主治医や歯科医師、言語聴覚士などに相談しましょう。

お体の変化や施術について気になることは、主治医や医療・介護の担当者へご相談ください。

ご高齢の方の食事介助をしていると、最初はきちんと座っていたのに、食事が進むにつれて身体が傾いたり、首が後ろに反ってしまったりすることがあります。

「疲れたのかな」

「お腹がいっぱいになったのかな」

もちろん、そういう場合もあるでしょう。

でも、身体を支える力や筋肉のこわばりが関係していることもあります。

食べることは、口や喉だけの仕事ではないのです。

食事中、身体はずっと頑張っています

私たちは普段、食事中の姿勢をあまり意識しません。

けれど、椅子に座って頭を支え、身体を安定させながら食べ物を口へ運ぶには、首や背中、体幹の筋肉が働いています。

脳梗塞や脳出血の後遺症、神経難病などで筋麻痺がある方では、この姿勢を保つこと自体が負担になる場合があります。例えば、背中が丸くなりやすい方や、首の筋肉が強く緊張している方では、時間とともに頭の位置が変わってしまうことがあります。同じ病名でも、身体の状態は一人ひとり違います。医療保険を使う訪問マッサージの対象になるかは、病名だけでは決まりません。

こうした姿勢の変化は、食べやすさや飲み込みにも影響する場合があります。

嚥下(えんげ)とは、食べ物や飲み物を飲み込む働きのことです。

この働きに問題が生じる嚥下障害は、口や喉の機能だけでなく、食事中の姿勢なども含めて考える必要があります。

座って食べるときは、足の裏を床につけ、上体や首が後ろに反らないように深く座ることがすすめられています。

ただし、姿勢を直せば嚥下障害がなくなるというものではありません。食事のときに合う姿勢は病状によって異なるため、医師や言語聴覚士などによる評価が大切です。

「むせないから大丈夫」とは限りません

飲み込みづらさがある方では、食事中にむせたり、何度も飲み込み直したり、食べ終わるまでに時間がかかったりすることがあります。

飲み込んだ後に声が湿ったように聞こえる場合も、注意したい変化の一つです。

また、誤嚥(食べ物や唾液などが気道に入ること)が起きても、むせが目立たない場合があります。

食事中の様子が以前と変わってきたら、主治医や歯科医師、言語聴覚士などに相談してみてください。

訪問マッサージが関われるところ

飲み込みそのものの訓練は、医師や歯科医師の指示のもとで、言語聴覚士などの担当者が行います。

一方、医療保険を使う訪問マッサージでは、筋麻痺や関節拘縮がある方の首や肩、背中、体幹などの筋肉の緊張や動かしづらさに目を向けます。

例えば、肩や背中のこわばりが強く、身体を起こしたり、胸を張る姿勢を保ったりすることがつらい方。首や肩まわりが硬く、噛む動作や飲み込む動作がしにくい方。

こうした方の施術では、食事のどの場面や動作で困っているかを伺いながら、医師の同意の範囲で、身体の状態に合わせてマッサージや関節への働きかけを行います。飲み込みの働きの評価は、主治医や言語聴覚士などが行います。

私たちが大切にしたいのは、食事をするときの身体の負担にも気づくことです。

食べることは、毎日の楽しみだから

食事は、単に栄養を取る時間ではありません。

好きな料理の味を感じたり、家族と同じ食卓を囲んだり。その方らしい暮らしを支える、大切な時間です。

もし食事の途中で姿勢が崩れるようになったら、「食べるのが遅くなった」とだけ考えず、身体を支えることがつらくなっていないかにも目を向けてみてください。

無理に食べ続けさせず、食事の姿勢や食べ方について、主治医や言語聴覚士などの担当者に相談することも大切です。

株式会社アポロの訪問マッサージでは、練馬区の光が丘・春日町・土支田、板橋区の成増・赤塚・上板橋などを中心に、筋麻痺や関節拘縮のある方、ご自宅や施設で療養されている方のもとへ伺っています。

毎日の食事をできるだけ心地よい時間にするために、身体のこわばりや姿勢の負担という面からも、お手伝いできればと思っています。

よくある質問

訪問マッサージで、飲み込みはよくなりますか?

訪問マッサージは、飲み込みの働き(嚥下機能)そのものがよくなるとお約束するものではありません。飲み込みの評価や訓練は、医師や歯科医師の指示のもとで言語聴覚士などが行います。訪問マッサージでは、筋麻痺や関節拘縮などに伴う身体のこわばりに、医師の同意の範囲で施術を行います。

医療保険を使うには、主治医の診察にもとづく同意が必要です。対象になるかは、病名だけでは決まりません。

訪問マッサージのご相談

医療保険を使う訪問マッサージには、医師の同意が必要です。ご本人の状態や訪問先を伺ってご案内します。

訪問マッサージのご相談・訪問のご依頼は、お電話・公式LINE・お問い合わせフォームでお受けしています。

訪問マッサージのお問い合わせ先へ
電話で相談LINEで相談お問い合わせ