医療アートメイク

分け目やつむじの薄毛が気になる方へ。頭皮に行う医療アートメイクとは?

SMP(スカルプマイクロピグメンテーション)は、頭皮に細かな点状の色素を入れ、分け目やつむじなどの地肌の見え方を整える医療アートメイクです。髪の毛を増やす発毛・育毛の治療とは目的が異なり、円形脱毛症がある方は、まず皮膚科で診断と治療方針を確かめることが大切です。

医療アートメイクについて

医療アートメイクは医療行為です。施術は、医療機関で、医師の診察と指示のもと、看護師が行います。

施術を受けられるかどうかや方法は、医療機関の医師が診察で判断します。

費用は、このページの「受ける前に確かめていただきたいこと」の費用の行でご案内しています。

施術の方法やリスクは、お体の状態と医療機関の説明をもとにお確かめください。

「最近、髪の分け目が以前より広く見えるようになった」

「つむじ周りの地肌が目立ち、後ろ姿が気になる」

「髪全体のボリュームが減って、頭皮が透けて見える」

こうした髪のお悩みは、男性だけでなく女性にも見られます。

年齢とともに髪の毛が細くなったり、毛量が減少したりすることがあります。また、部分的な円形脱毛症によって、頭皮の一部が目立つことに悩む方もいます。

髪型を工夫したり、ヘアパウダーやウィッグを利用したりと、対処方法はさまざまです。

その選択肢の一つとして知っていただきたいのが、SMP(スカルプマイクロピグメンテーション)という医療アートメイクです。

担当の看護師 鵜澤美保は、提携する医療機関で、ご予約に合わせて医療アートメイクの施術を行っています。眉やリップ、アイライン、乳輪・乳頭のアートメイクに加え、SMPにも携わっています。

SMPとは? 髪を増やさず、頭皮の見え方を整える技術

SMPは、頭皮に細かな点状の色素を入れ、毛根や毛量があるような視覚的印象を表現する技術です。

髪の毛そのものを増やす施術ではありません。

例えば、分け目やつむじ周りで頭皮が透けて見える場合、髪の色と頭皮の色の差によって、薄毛がより目立つことがあります。

SMPでは、こうした頭皮の見え方を色素によって調整することを目指します。

ただし、髪の毛が実際に太くなるわけでも、毛根が再生するわけでもありません。

発毛治療や育毛治療とは目的が異なるため、その違いを理解することが大切です。

SMPは、美容を目的とする医療アートメイクのメニューでもご案内しています。

全体的な薄毛が気になる方

髪の毛が全体的に細くなったり、毛量が減ったりすると、頭皮が透けて見えやすくなる場合があります。

特に明るい照明の下や、髪が濡れた状態では、地肌が目立つと感じる方もいるでしょう。

SMPは、こうした頭皮の透け感に対して、視覚的な補整を検討する方法の一つです。

ただし、薄毛の範囲が広い場合、すべての部分に同じ密度で色素を入れれば自然に見えるとは限りません。

残っている髪の量、毛の太さ、髪色、頭皮の状態などを考慮する必要があります。

また、今後さらに薄毛が進行する可能性も考えて、施術範囲やデザインを検討することが重要です。

分け目が広く見える方

毎日同じ場所で髪を分けていると、分け目の地肌が気になることがあります。

特に髪の毛が細くなっている方や、毛量が減少している方では、分け目の幅が広く見える場合があります。

SMPでは、髪の間から見える頭皮に細かな色素を表現することで、地肌の目立ち方を調整することを目指します。

ただし、分け目の位置を変えたり、髪をかき上げたりすると、見え方が変わることもあります。

そのため、普段の髪型や分け目の位置、日常生活でどのような場面が気になるのかを確認することが大切です。

つむじ周りの薄毛が気になる方

つむじ周りは、自分では直接確認しにくい場所です。

鏡や写真で後頭部を見たとき、思っていた以上に地肌が見えて驚く方もいるかもしれません。

つむじは髪の毛が渦を巻くように生えているため、毛流れによって頭皮が見えやすい部分でもあります。

SMPでは、こうした毛流れや周囲の髪の密度を考慮しながら、頭皮の見え方を整えることを検討します。

重要なのは、単に色を濃く入れることではありません。

周囲の髪となじむように、点の大きさや密度、色味などを調整することです。

つむじの状態や薄毛の程度によって適切な方法は異なるため、施術前の確認が必要になります。

部分的な円形脱毛症がある方

円形脱毛症は、頭髪などが部分的に抜けることがある病気です。

円形に脱毛する場合だけでなく、広い範囲に脱毛が生じる場合もあります。

部分的に髪の毛が抜けた場所が目立ち、髪型を工夫して隠している方もいるでしょう。

SMPは、こうした部分的な脱毛部位の見た目について検討される場合があります。

ただし、円形脱毛症の治療そのものではありません。

円形脱毛症は再び髪が生える場合もあれば、脱毛範囲が変化する場合もあります。

また、病気の活動性や頭皮の状態によっては、色素を入れる施術が適切でないこともあります。

そのため、円形脱毛症がある方は、まず皮膚科で診断と治療方針を確かめ、SMPを考えるときも皮膚科の担当医にご相談ください。施術を受けられるかどうかや時期は、施術を行う医療機関の医師が診察で判断します。

病気や治療に伴う脱毛のご相談は、外見の変化を補う医療アートメイクのページでもご案内しています。治療中の方・これから治療が始まる方は、主治医にもご相談ください。

SMPで大切なのは、色と密度の自然な調整

SMPは、頭皮を単純に黒く塗る施術ではありません。

頭皮に細かな点を表現し、周囲の髪とのなじみ方を考えながら、自然な印象を目指します。

髪の色や毛量、頭皮の色、施術する範囲によって、適した色素の濃さや点の密度は異なります。

また、施術直後と色素が定着した後では、見え方が変わる場合があります。

一度入れた色素は簡単に取り除けるものではないため、過度に濃い表現や広範囲の施術については慎重な判断が必要です。

担当の看護師が携わる医療アートメイク

担当の看護師は、眉のアートメイクで、ご本人が希望する印象との調和を大切にしています。

SMPは眉とは異なる技術ですが、色素の濃淡や周囲との調和を考えるという点では、共通する部分があります。

担当の看護師は、眉・リップ・アイライン・SMP、さらに乳がんの手術の後の乳輪・乳頭のアートメイクにも携わっています。

SMPを検討する際には、希望する部位の症例を確認し、施術内容やリスクについて十分に説明を受けることが大切です。

SMPには感染、アレルギー、色むら、瘢痕などのリスクがあり、すべての薄毛に適しているわけではありません。

部位ごとの特徴は、コラム「眉・リップ・アイライン・頭皮・乳輪乳頭。医療アートメイクの部位と相談」でもご紹介しています。

薄毛を隠す方法は、一つではありません

薄毛が気になる場合、選択肢はSMPだけではありません。

医療機関での薄毛治療、ヘアスタイルの工夫、ウィッグ、ヘアパウダーなど、さまざまな方法があります。

どの方法が適しているかは、薄毛の原因や進行状況、生活習慣、本人の希望によって異なります。

SMPを検討する場合にも、まず薄毛の原因や頭皮の状態を確認することが大切です。

全体的な薄毛、分け目、つむじ周り、部分的な円形脱毛症。

髪のお悩みは一人ひとり異なります。

SMPは、そうしたお悩みに対して、頭皮の見え方を整える選択肢の一つです。

髪を増やすことだけが、見た目のお悩みに向き合う方法ではありません。

ご自身に合った方法を考えるために、まずは正しい情報を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

医療アートメイクを受ける前に確かめていただきたいこと

このコラムでご紹介した部位の施術を検討される方は、次の項目をお確かめください。内容のご質問には、この表の「お問い合わせ先」でお答えします。

医療アートメイクを受ける前に確かめていただきたいこと
項目内容
診療の種類診療の種類は、施術する医療機関でご案内します。
施術を行う医療機関施術を受けられる医療機関のご案内
通常必要な内容・回数・間隔・期間部位やお体の状態に応じて、医師が診察に基づいてご案内します。
費用(税込。費用の幅と、よくかかる追加の費用)
  • SMP(スカルプマイクロピグメンテーション):ご相談内容に応じてご案内します。
主なリスク・副作用施術に伴うリスク・副作用は、診察時に医療機関からご説明します。
使う色素・麻酔使用する色素・麻酔の種類や承認状況は、施術する医療機関からご説明します。
お問い合わせ先(内容のご質問にお答えします)医療アートメイクのご相談窓口

ご希望の部位や気になることをご相談ください

ご希望を伺い、デザインと方法は医師の診察のうえで決まります。

医療アートメイクのご予約とご相談は、医療アートメイク専用の公式LINEとお問い合わせフォームでお受けしています。

公式LINEでのご予約(ご予約のページ)

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